とりあえず同人誌の断捨離を行った結果の気づきをメモします
いい加減家の中を少し片付けて子供のものを置くスペースを作らなければならないのでやむを得ず同人誌を少し減らすことにした。
本当にすごく昔のものは実家にいる時にだいぶ処分してしまっていたので、引っ越しで持ってきた主に2000年前後からの分の仕分けになった。
- 奥付に住所を書かなくなるのは2002〜2003年ぐらいが変わり目っぽい
90年代までは奥付に住所を書くのが当たり前で、むしろ連絡先を載せないのは責任感のない「書き逃げ」であるとの認識が強かった
(今のようにメールアドレスやTwitterアカウントがないから連絡手段が住所しかないせいもある)
2002年頃から、ナマモノ系を中心に住所のない本が増え始めて、2007年頃までで完全に「奥付にはむしろ住所を書くべきではない」みたいな風潮になって、メールアドレスとかだけで済ませるようになった感がある。それまではナマモノ本にも普通に自宅の住所が書いてあった
- 手書き文字は2005年ぐらいからみなくなった
マンガのセリフやフリートーク、対談とか
セリフを手書きにしなくなったのは、コミスタとか安価なマンガ制作ソフトが広まって、写植が簡単になったせいであろう、というのと、今はもうデジタル入稿がメインだからなぁ…
トークや対談はそれ自体を見なくなったけど、これは普通の会話ならTwitterとかで見られるようになったからわざわざ本にしなくてもよくなったのかな??
- 変形サイズや特大サイズ(B5よりも大きいもの)は保管にこまる
これは完全に買う側の都合だけどね…地味に置き場所がないんだよね…
- 絵がきれい・ストーリーやマンガがうまいことと、好きな本になるかは別物
見た目きれいだから買ってはみたけど、いまいちピンとこなかったものが沢山ある一方で、いわゆるヘタレ絵・壺ポエムでもめちゃくちゃ萌えまくって何度もリピートしてしまう本がある。
パロディ同人誌は「萌えの波長」が合うかどうかが割と重要なので、こういうことはよくある
- 好きになれるかもと思って手を出した逆カプはたいてい好きにならないままおわる
例えば、1:99ぐらいの割合で好きなカプと逆カプが流行っていたとして、あまりの供給量の少なさに逆カプにチャレンジしてみても、そう都合よく改宗できることはめったにない。自分で本出した方がはやい
- 個人主催のオンリーイベントがだいぶ少なくなった
これは奥付に住所書かなくなったことと関係あるのかな〜
個人が矢面に立つ事は危険だっていう認識が広まったのかもしれない。
企業主催のオンリーやプチオンリーが定着したせいか、派閥争いも見なくなった気がする
(大手サークルAが主催してその友達が協賛のイベントは、大手サークルBとその友達は絶対に出ないとかそういうのあったよね…?)